レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

操発スタジオ*トピックス

焼き野菜はおいしい!

2011/4/30 

どうもみんな元気がないので、今回の教室は外で食事を楽しもうとバーベキューの用意をしました。テーマは「焼き野菜はおいしい!」。よくあるバーベキューの焼き野菜は、ざっくり切ったキャベツ、太めにスライスした玉ねぎとピーマン数切れ・・・程度。ほとんどが肉でちょろっとおまじないみたいに野菜を添えるということがおおいのかな?実はバーベキューは焼き野菜がおいしいんですよ。
やけどさえ気を付ければミニトマトは最高です。玉ねぎもキャベツも人参も、さっとゆがいて焼くとこれはおいしい!。軸もカサも薄切りにしたしいたけ、ほぐしたきのこ、せん切りキャベツ、ネギの斜め切りなどなど、バラバラ野菜はホイルに包んで蒸し焼きに・・・。チーズやみそ、バターなどで、よりおいしくしてどうぞ。春菊や水菜にも使えます。今が食べごろの新玉ねぎ、新キャベツ、これもさっと湯がいて焼いてみてください。れんこんやさつま芋、とうもろこしも、先に湯がいておくことで、ほっこりして香りも立ち、より甘く感じられます。グリーンアスパラガスだけは生のまま焼いた方がおいしいと思います。
牛肉がそんなにたくさん用意できない時には、厚揚げや下ゆでしたこんにゃくなどもぜひ。これが焼き肉のタレによく合います。もの足りないなと思ったらみそを足したりしてみてください。この良い季節、ご近所に一言お声がけをして、おうちの庭やベランダなど、外で食事をしてみませんか?気分がすーっと晴れますよ。

白井 操204stadiotopics

魚が三枚におろせたら

2011/2/25 

春は新生活スタートの季節。一人暮らしを始める方や、初めて料理に挑戦しようと考えている方は、手始めに魚の三枚おろしにチャレンジされてはいかがでしょう。
魚が三枚におろせたら・・・新しい魚ならお刺身に。手巻き寿司の具や、塩をして合わせ酢で締めたらきずしにも。新鮮な魚はフライもおいしい。一盛いくらの鯵が安く買えたら、近場の旅ももっと楽しくなります。干物を作って友達にもあげるのもいいですね。
「私には無理・・・」と思っておられる方も大丈夫。キッチンばさみと包丁で誰でも簡単にできる魚のおろし方をこのHPでもご紹介しています。
はじめてでも失敗なくできるコツは腹骨をハサミで切っておくこと。
(???な方は「さかなのさばき方」をご参照くださいね)
このコツさえ知っていれば、いつでも三枚おろしがなんなくできます。ぜひお試しを。

今月のレシピでご紹介した鯵と春菊の酢の物のコツは、ほどよい塩加減。合わせ酢の分量はお好みで・・・。

白井 操189stadiotopics

「兵庫のうまいもんを探して」 

2011/2/15 

神戸新聞で2010年4月から月2回連載している記事では、兵庫県下の各地で食べ継がれ、作り継がれてきた地域限定のおいしいものを取り上げ、生産者の方の思いを伝え、料理を紹介してきました。
今回の取材を通して私が出会った、生産者の皆さんのお人柄と丹精こめて作られた食材のすばらしさ・おいしさを、直接多くの方にお伝えできたら・・・と、応援するNPO法人、フィールドキッチンで企画したのが今回のイベント「兵庫のうまいもんを探して」です。場所は新長田にある神戸市立地域人材支援センター。元の小学校の校舎をそのまま生かした、懐かしい作りの新しい施設です。特別ゲストに貝原前知事をお迎えし、兵庫県の食材の豊かさについて、様々なデータにもとづいて分かりやすく解説を交えながら講演をいただきました。私も新聞の取材をご一緒してきた神戸新聞の辻本さんとともに、取材のこぼれ話や印象深いエピソードを語るトークショーをさせていただきました。
そして実際に味わっていただく試食会。30品目を越えるメニューをスタッフとともに一生懸命作りました。この時期に旬を迎えるもの中心に、室津の一粒カキ、香住のベニズワイカニ、岩津ねぎ、明石のいちご・・・、全部書ききれないのが本当に残念です。生産量が少ないものや高級料理店などに出回るものなど、普通では手に入りにくい食材もご試食いただきました。生産者の方にもご参加いただき、試食会では参加者からの色んな質問にお答えいただきました。食材に込められた作り手の思いが消費者に伝われば、市場やスーパーで出会ったときにはその食材をきっと手にとられるはず。買うことで地域を支えることが私たちの豊かな食卓を守ることにつながります。予定をはるかに超える約90人のご参加をいただきました。にぎやかに豊かな笑い声が絶えない会になりました。いろんな食材を頂きながら、兵庫県を身近に感じる一日でした。
187essay白井 操