レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

西宮阪急「食のミニセミナー」

NHKウィークリーステラ編集長 大村朋子さんをお招きして

2011/4/8 

202nishi-garden今回は番組広報誌「NHKウィークリーステラ」編集長の大村朋子さん。関西版に月1回、白井のエッセイの連載が始まったご縁で、東京からおいでくださいました。大村さんはNHK女性記者2期生として、記者をされた後、夜9時のNHKニュース番組で平野次郎さんともにキャスターを務め、様々なキャリアを重ねられ現職に。ステラの編集長として記者ならではの経験を生かした動きをされています。今回の地震では番組が地震報道一色になり、1週分ステラの休刊を余儀なくされたり、キャスターの紹介ページを地震取材の体験を語る内容に急きょ差し替えたりと、計画停電と余震の最中、奔走されています。
NHK放送センター近くのオフィスで被災。今まで経験したことのない激しい横揺れが3分近く続く中、「このままビルに埋もれてしまうかも」という思いもよぎったそうです。その後放送センターに帰られ、モニターで東北の惨状を知ることに。 4月からは被災地からの要望もあり、朝の連ドラや大河ドラマが再開、BS新チャンネルもスタートする中、被災地のローカルではまだまだ被災状況や復興情報が中心の放送が続いているそう(被災地ローカル番組はネット配信で視聴可能です)。「テレビの放送は暮らしのリズムでもありますよね。『てっぱん』が再開した時は、少しほっとした気持ちになりました。」と白井。「東京は節電で廊下は真っ暗、エスカレーターも止まっていて、電車も間引き運転、吊り広告もめっきり減って、原発事故の放射線や余震への不安、帰宅難民の問題と、空気が沈んでいます。」今もなお大変な首都圏の現状を伝えてくださる大村さん。「でも、関西に着いて、普通の生活があるのを見て安心しました。被災地の方の現状を思い、自粛のムードがありますが、普通に生活することもやっぱり大切ですよね。」と、笑顔で。震災の経験を持つ私達に「おつらいことを思い出させてしまうかも知れませんが・・・」と必ず前置きされる心遣いに、女性記者として長く第一線で活躍されてきた方の懐の深さを感じました。
毎回冒頭でご紹介する西宮阪急の旬のおすすめ食材は関西の地元野菜。葉も根も全部食べられる大阪の若ごぼうや京野菜の万願寺とうがらしなど。「東京では万願寺は生で味噌をつけていただくこともあるんですよ」と大村さん。会場から「へ~っ」と声が。本日の試食は西宮阪急の魚売り場から季節の鯛とスマカツオを使ったお寿司でした。

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