レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

西宮阪急「食のミニセミナー」

医療法人オリエンタルクリニック理事長 廣瀬光彦先生をお招きして

2011/4/22 

203nishi-garden今日は名古屋のオリエンタルクリニック理事長の廣瀬光彦先生にお越しいただきました。東京・名古屋・大阪など全国に人間ドックの施設や健診センターを開設され、早くから人間ドックというシステムを手がけてこられました。
GW前のこの時期はやはり5月病やうつ病が多くなるそうです。「幼稚園や学校で朝ごはんを食べることが推奨されていますが、元気の素として朝ごはんは大切なんですよね?」と白井。「脳は糖を使いますから、朝ごはんを食べるとパフォーマンスは上がります。けれどご飯や、お菓子といった糖分だけを摂るより、野菜などの食材も併せて摂った場合の方が、よりパフォーマンスが上がるという報告があります。好きなものを食べた時にも、嫌いなものを食べた時に比べ、より上がるんです。」と廣瀬先生。「好きなものがたくさんある人生の方が、楽しそうですね。」という白井の言葉を受け、楽しい時も同様で、よく笑う方の方が病気になりにくいというデータもありますと嬉しいお言葉。 人目を恐れず、自分を受け入れ、認めることも大切とも。「セミナーの司会もちゃんとしなければ・・・と思うと緊張するのですが、自分らしく・・・と思うといつも気持がふっと楽になります。」と白井。若い方のメールをもらったら即返す「30秒ルール」など、他人の都合に左右されすぎることも、うつ病などの要因のひとつだそう。「臨床の現場は学問の世界ほど、考えすぎないことも重要だと思っています。患者さんの体が答えを知っているという思いをもっていつも診察しています。」とおっしゃいます。
「人間ドックで分かって、病気になる方もいますか?」と白井の素朴な疑問には「正常値に入らないから即病気という訳ではありません。データは一つの基準として、そこだけで一喜一憂せず、ライフスタイルなどと相談して改善することが大切です。」「血圧が高くて、お肉がお好きで・・・という方は返ってお元気だなぁとよく思うんですが・・・。」「確かに活気がありますよね。一般に尿酸値の高い人は攻撃的な気質が多いと言われています。体質とも関係がありますよ。逆に低血圧と診断された方でも厳密に再測定すれば、問題のないことがほとんどです。」検査や人間ドックを受けることで、分かる病気は年々増えているそう。正しい検査や知識は、病気の心配のない日々の生活をおくるために大切な役割を果たしています。
最後に将来の夢をお聞きしました。「今あることをずーっと続けていきたいですね。年を重ねて50になった今でも仕事や人生が楽しい。だからきっと60代、70代も楽しめると思っています。当たり前のことを当たり前に。正しいことは正しいと日々を過ごしたいです。」「私もまったく同感です。今を楽しむことが、次の10年を豊かにしますものね。」と白井。心と体の両方から健康を考えるいい時間を過ごしました。今日の試食は新たまねぎと新キャベツのだしびたし。西宮阪急の鮮魚売り場より春らしく鯛の押しずしとにぎりずしを。

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