レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

操発スタジオ*トピックス

新茶の季節

2015/6/2 

今、改めて煎茶の栄養効果が見直されています。ところが新茶のおいしい季節がきても、急須を使ってお茶を飲む人が減っているとか・・・。テレビのコマーシャルではペットボトル入りのお茶のコマーシャルが盛んです。
熱湯をさまして時間を待ち、じわ~っと茶葉がふくらんで、温めた茶碗に注ぐ。「お茶をご馳走になる」、「誰かにお茶を入れ、ほっとしてもらう」などの言葉の奥には、それだけの思いやりが込められているのになぁ~。残念!
残念といえば急須に残った美しい緑の柔らかい葉、茶ガラ。ゴミに出すのがもったいなくて、和え物に使ったり、冷蔵庫で何日分か溜めて、野菜やきのこ、豆、高野豆腐でかさを増やし、だしと調味料を加え、炒め物や煮物を楽しんでいます。
研究者に教えていただいたところ、お茶として飲む、水に溶ける成分にはカフェインやカテキンなど栄養分の約30%が、水に溶けない茶ガラの成分には、植物せんいや脂溶性のビタミンβカロテンやビタミンEなど、なんと栄養分の約70%を豊富に残しているとか。
但し昔から「宵越しのお茶は飲むな」といわれるように、少量のたんぱく質が含まれているので、夏の暑い時には、冷蔵庫に入れて早めに飲んだり、茶ガラを食べたりしましょう。お茶は丸ごと取り込みたいものです。
白井 操
スタジオトトピックス15.6.1お茶写真

春の話題あれこれ

2015/4/20 

あぁ~桜が散っていくぅ~。
今年の春はことのほか雨が多く何かと大変です。
ニュースでは淡路の玉ねぎに病気が広がっているとか。心配です。作物にはやっぱり太陽が必要ですよね。
春の話題をいくつか・・・。

赤花そばの本田さんからツクシと初摘みのワラビが届きました。
スタジオトピックス15.4.20③
つくしは干菓子に。ゆがいて糖液に漬けて、乾かして・・・と細くて長い茎が折れないよう慎重な作業の繰り返します。(作り方は今月のレシピをご覧ください)子供の頃、初めて母が作ってくれてから60年余り。つくしの干菓子を手に取るたび、その思い出がよみがえります。

あわじ花みどりフェアの応援バスツアーで「あわじ花さじき」の駐車場から窓ごしに見つけた大島桜。ソメイヨシノに遅れてちょうど満開でした。大島桜は桜餅に欠かせない葉の塩漬けに使われる品種で、香りのいい葉っぱをしています。
スタジオトピックス15.4.20①

NHK神戸局「ニュースKOBE発」で兵庫のこだわり食材にスポットをあてる新コーナーが始まりました。今回は放送時間内に料理を仕上げられるよう、私もスタッフも備えて臨む生放送でした。4月は淡路産の『灰わかめ』。うず潮の流れの強い鳴門海峡沖の良質のわかめを、獲ったその日のうちに、生のまま草木灰や活性炭を混ぜ合わせた灰をまぶし、天候をみながら2~3日干して仕上げます。生でも一年中色が変わらず、シャキシャキの歯ごたえが自慢です。
作る人も少なくなって『灰わかめ』は貴重な存在。なんとか作り手が増えるとうれしいですが・・・。手に入らない場合、私は普段の煮炊きには糸ワカメを使います。戻して柔らかいところは生でも食べます。
わかめの袋にはほとんど鳴門わかめって書いてありますが、淡路わかめって書けばいいのになぁ~ってつくづく。これはつぶやきです。
スタジオトピックス15.4.20②
この新コーナーにはこれからも時々登場します。

小さい幸せ

2015/1/13 

新しい年が始まりました。
年末からずーっとご飯の用意ばかりしています。
好きなんですね、台所の仕事。自分でつくづく思います。
コトコト動きながら、ちょっと楽しいことも色々作っていきます。
まぁ用事を増やしているともいえるけど・・・・。
スタジオトピックス15.1.13
大根や小かぶ、人参など、包丁を入れるときに葉のついている上の部分を2㎝切って、浅いお皿に少し水をはって数日置くと、次々芽をだし、かわいい葉がでてきます。
水は毎朝こまめにかえましょう。
お刺身に、煮物の色どりに、焼き魚やソテーした肉の添えに大活躍です。
今年も、毎日の小さい幸せの積み重ねと達成感で、笑顔の食卓ですね。