レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

操発スタジオ*トピックス

「地産地消」の良さ、楽しさ

2009/9/29 

107chisan?「地域特産物販売戦略研修会」これだけ見るといったいどんなお堅い会かとお思いでしょう。兵庫県下12地区の農業改良普及員の代表者が関西電力はぴeライフプラザ神戸に集合し、それぞれの特産物や加工品を持ち寄り、みんなで試食しアイデアを出しあう初めての会を試みました。もちろん、兵庫県「農」担当参与の保田先生にもご出席いただきました。
はぴeライフプラザ神戸には、最新のIHクッキングヒーターから食器一式まで備えた本格的なキッチンスペースがあり、その場で調理ができるので、試食し合評するにはこの上ない会場です。 最初はどのような展開になるかと農業改良普及員の皆さんは、少し緊張されていましたが、試食をしながら、活動報告や課題などを順番に発表し意見を交わすにつれ和やかな雰囲気になり、活動成果を報告しあう前向きな時間になっていました。
会場はさながら小さな見本市のようです。シカ肉のしぐれ煮、マコモダケ、ジャンボピーマン、バジル、とふめし、米粉めんetc・・・、面白い食材が並びます。どれをとっても、地域の農家や生活改善グループと力をあわせ、特産物を育てようとする意気込みが伝わってきます。 続きを読む…

作り手をたずねて

2009/9/7 

099azuki-kuri?吹く風に、見上げる空に秋の気配が漂ってきました。今、お歳暮に向けた、阪急の青いカタログの撮影をしています。作り手をたずねて、丹波と岩手、京都・滋賀に行ってきました。 丹波で出会ったのは、小豆の花。写真では爽やかな黄色が分かりにくいのが残念です。7月下旬に植えたあずきはちょうど9月中旬花の盛りを迎え、10月末には小豆がいっぱい詰まった長く黒いさやができます。朝早くか夕方にそっと収穫され、むしろに干します。昼間に収穫するとすぐさやがはじけて小豆が飛んでしまうのだそうです。丹波市春日町は大納言小豆発祥の地。同じ種でも土や立地など条件の揃った春日町の一部の畑でしか、この大納言小豆を育むことができないため、収穫量には限りがあり、なかなか手に入らない、小豆のロマネコンティ。一時は栽培が途絶えたこの小豆、生産者の柳田さんが、亡くなられたおばあちゃんが残していた、一升瓶の小豆を見つけて、同じ畑に植えたところ、伝統の大納言小豆が収穫できたことがきっかけで復活したのだそうです。
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食べ物が教えてくれること

2009/8/28 

093topic27?第3回ビューティアドバイザー養成講座(日本アンチエイジング歯科学会主催)にて「食べ物が教えてくれること」をテーマに、食を取りまく現状や、日本文化の素晴らしさ、自分で料理することの大切さ、楽しく食べることが自分の笑顔のエネルギーになり、誰かのために作ることで自分もパワーをもらうことなど、私が毎日、料理に携わる中で実感する思いをお話させていただきました。 熱心に聴いてくださった受講者の皆さん、ありがとうございました。その姿に一生懸命に何かをしている人の美しさも見せていただいたような気がします。
質疑の中で、食事制限のあるお母様のために「高たんぱくで低脂肪のレシピを教えてください。」との質問を頂戴しました。とっさに思いついたのがナッツ肉味噌。さっと湯がいてひき肉の油を落とし、無塩のナッツとかつおと昆布のだしを入れて作るので冷蔵庫で保存しても油が浮いてきません。脂肪の少ない赤身のミンチを使うとより体にやさしくなります。ごはんにもパンにもよく合うアレンジ自在の便利な一品。会場で約束した通り詳しいレシピをご紹介しますね。
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