| トンネルを抜けたら目の前に白い大きな橋と真っ青な空と海が飛び込んできました。「わぁーい。やったぁ。」思わずスタッフ車の車内は拍手が沸きました。昨日一日、そしてさっきまで降っていた雨の心配は消えました。車は一路南淡路へ。 今回は神戸の頌栄幼稚園の親子遠足に、日本料理の玄斎の上野直哉さんと参加し、淡路島のレタスと玉葱の収穫に行ってきました。応援してくださったのはキリンビール。子供たちに食べることの大切さと楽しさを学んでもらおうと企画してくださったイベントです。 現地ではJAあわじ島の皆さんが待ち受けてくださっていました。子どもたちとお父さんお母さんは長靴に履きかえ、前班のカエルや虫をとるグループと、レタスを収穫するグループに分かれ、いざ畑へ。たっぷり降った雨で畑の中はヌルヌル状態。面白いくらいに長靴が汚れます。「抜けたぁ!」子供たちは顔よりはるかに大きなレタスを小さな手にしっかり掴んでいます。途中交代し、次は玉葱畑へ移動です。慶野松原では、やさしいおばちゃんが大きく実った新玉ねぎの畑の様子の話を、JAのおじちゃんはハサミの使い方を教えて下さって、再び子どもたちと保護者の方は畑へ。こうして書いている今もあのうれしそうな子どもたちとお父さんお母さんの笑顔が思い出されます。 お昼は公民館でいただきました。玄斎のご主人が作られたものは玉ねぎを丸々とアナゴとわかめの炊いたもの。あなごの頭からもおいしい出しがでて、それはやさしい味に仕上がっていました。私はレタス包み。ミンチ肉に新玉ねぎとゆがいた筍、土生姜、にんにくなどが入り、トマトジュース、ワイン、味噌と手作りのマーマレードと醤油で味がついています。手で食べる楽しい料理は苦手な野菜も入れやすいかな。という思いもあってこのメニューを選びました。 私にとっても今回の遠足では多くを学びました。「玉ねぎは土の下の実に養分が移ったと思ったら、その印に青々と茂らせていた長い葉は自分から倒れて実のみのりを知らせます。それを合図に人は収穫をするのです。やがて葉は土に返って次の世代の栄養になっていく。玉ねぎは子離れ上手でした。本来、ネギ坊主の花は二年目につけるもの。それが一年目で花をつけた玉ねぎの花は何かのストレスを受けた証拠だとか。降り続く雨や雪。足りない光や温度。異常を感じた玉ねぎはいそいで子孫を残そうとするのでしょう。又、レタスは中から実を膨らませていきますが、始めにちゃんとしっかり丸く育っていかないとダメなんですよ。尖っていると大きな玉にはならないんですね。同じ畑でもはやく大きくなるもの、待ってやらんといかんもの。いろいろですわ。同じ条件で育てるのにねェ。」と、JAあわじ島の皆さん。本当にありがとうございました。畑の様子はまさに食育ですね。たくさん教えていただきました。今回の遠足で頌栄幼稚園の先生方の素晴らしい力には頭が下がりました。そして何も広告らしきことをされずにこのイベントを支えて下さったキリンビールの皆さん、本当に感謝です。 「あのね、蛙がいたの。始めて触れたの。」「僕の蛙見せよか?」と声をかけてくれた子どもたちの笑顔、そしてお昼に本当においしそうにビールを飲んでおられた保護者の方々の笑顔でした。今日の日のことを私は決して忘れないと思います。 みなさん本当にお疲れ様でした。いい日をありがとうございました。 レタス包みのレシピはこちらからご覧下さい。 |
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