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雨の合間の週末、電車の中の出来事です。
家族連れの4人が乗ってきました。2〜3歳の坊やを連れたお父さんとお母さん。
そしてちょっと足許が不安なおじいちゃんたちです。
「どうぞ」と席をすすめると、まずおじいちゃんが座られました。
次に周辺の人がお母さんと坊やに席を譲ろうと立ち上がった時、お母さんが「あぁ、すみません。立ってても平気なんですよ」と。
でも、その人も引っ込みがつかなくて「どうぞ、どうぞ、まぁそう言わずに。坊や、お母さんと話しながらいってね。」
「はい。じゃありがとうございました。こうちゃん声が小さいよ。ありがとうは大きな声で!」と促がします。・・・とここまではよくある光景です。
次は大阪ぁ〜という車内アナウンスを受けて、小さな彼が言いました。
「大阪に行くとトイレはあるの?」
「えーこうちゃん、皆で京都に行くんだよ。えー!トイレに行きたいの。大阪で降りないんだよ」お母さんは焦りました。・・・と小さな彼が一言、「我慢するより仕方がないなぁ」ハハハハ・・・。彼の周辺の人たちが笑い出し、急にみんな知り合いのような気分になりました。
新快速はトイレがあると教えられお父さんとトイレを探しに出かけた彼の後姿に何か素敵なプレゼントをもらったような車内になったのです 。
そして、大事なことを言葉に表すお母さんのしつけに何故かホッとしました。
白井 操
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