心を込めて (2012.3.19)
長かった冬ですが、庭にも春の気配が出てきました。
椎茸のほだ木を持ってきて下さった和田山のジェラート屋さんの吉井さんから「うちらの方は雪や雨が多いけど、こっちは乾燥してるからなぁ〜」のアドバイスを受けて、カラカラになっていないか見守っていたおかげで、やわらかな椎茸が沢山出てきてくれました。
やっぱり、心をこめて大切にしてあげるのって、伝わるのですね。ありがとう。
No.62
伊豆「山城屋」さんから、天城の清流に育まれた花わさびが届きました。開花の時期が長く、年末〜4月ごろにかけて花をつけるわさび。毎年、花のあとに種を採取するのだとか。醤油漬やおひたしにするとき、切ってさっと熱湯にくぐらせ、水気を絞ったものをフタ付容器などに入れ振ると、辛味がすぐに上がってくるそう。逆に切ったあと、軽く塩をしてしんなりしたら、水気を絞るだけだと、時間をかけてじっくり辛味が上がってくるので、味の変化も楽しめると「山城屋」さんが教えてくださいました。春一番の便りです。
No.61
ちょっと時期はずれかな・・・と恐縮しつつ、嬉しい出来事のご報告です。
夏にこのコーナーでお話した落花生、少し前に実を収穫したんです。想定よりは小さめの落花生でしたが、その名にたがわず土中にたくさん実っていました。殻ごとしばらく干して、実を取り出して、煎って食べるのが一般的だそうですが、食いしん坊の私達は完熟を待ちきれなくて、収穫を前に食べられそうな落花生を少し掘り出して、殻ごと塩茹でしてすでに味見済み・・・。おいしい小粒でした。
そして悲しい出来事も。スタジオのホダ木に出来たおいしいそうな椎茸。冬なのに・・と驚きながら収穫したのですが、私たちの管理が悪く、一度干すと固くて戻せない、水分がとても少ない椎茸になっていたのです。頂いたとき「時々水をかけてあげてね・・・」って、確かに言われました。今更ですが反省しきりです。
No.60

わがキッチンスタジオの天井裏にアライグマがいる・・・。
もとはペットだったものが野生化して、犬の散歩中に襲われたというニュースもよく耳にします。市に相談して、ワナを仕掛けてもらいました。
アライグマがかかっていても、ちょっと恐いなと思いつつ、毎日帰る前にエサを替えてセット。けれどこれを置いた頃から、アライグマの気配がなくなってしまったような気がします。ふふふ・・・、知恵くらべはアライグマに軍配があがってしまったのかも。
秋の深まりをやっと感じられるようになりました。庭ではツワブキが、あちこちで鮮やかな黄色の花を咲かせています。

No.59
台風とお彼岸が過ぎて、気持ちいい秋風を朝に夕に感じる季節になりました。スタジオの秋だより1号は彼岸花。毎年決まった場所にだけ咲いていたのが、今年はあちこちで赤い花が揺れています。しかも彼岸花に似た黄色い新顔まで!
去年の9月、先生のスタジオトピックスで「昔、飢饉の時には水にさらして毒を抜いて食べ、命をつないだ・・・」とご紹介した彼岸花。地震や津波、水害の続く今を、この花も静かに感じているのかも知れません。

No.58
『五国豊穣 兵庫のうまいもん巡り』(監修白井操)の発売とともに、スタジオにも刷りたての本が届きました。南は淡路島から北は日本海まで、兵庫の誇る海・山・里の特選食材を白井のレシピとともにご紹介しています。ページをめくっていると「食材はひとつひとつが生産者の思いがつまったお宝なんだな」と改めて感心します。兵庫の食材は本当に多種多様で初めて知る食材もたくさんありました。おもてなしの食卓の食材選びや、地元の旬の味を追いかけるガイドブック、大切な方へのギフト探し、秋の夜長の読み物としても、この本の楽しみ方はいろいろ。食卓を囲み、地元の味を楽しんで、元気をもらって、生産者を応援する・・・そんな温かいサイクルが始まりそうな一冊です。
●五国豊穣 兵庫うまいもん巡り ¥1,575(税込) 発行:神戸新聞総合出版センター
〔監修:白井操 編著:手をつなぐ兵庫県産うまいもんネット〕

↑ジュンク堂三宮店3Fにて ↑紀伊国屋書店神戸店にて
No.57
落花生はその名の通り、花が落ちたところに実ができるのだそう。スタジオの落下生も次々とオレンジの花を咲かせています。花が終わると写真のように花の根元の子房柄が下にグングン伸びて来て、地中にもぐり、落下生の実の準備に入ります。
話には聞いていても、実際に見ると「へぇ〜」と改めて感心します。収穫を待つ暑い毎日の小さなワクワクです。
No.56
スタジオの梅の木も実が色づいてきました。熟したものから収穫します。今年はみりん漬けに。日本古来の製法で1年以上かけて熟成させた本物のみりんを使いました。春には花、初夏には実、梅から届く季節の便り。梅の木の下ではクチナシの甘い香りも漂い始めました。
No.55
去年頂いた鈴虫。夜になると涼しげな鳴き声で耳を和ませてくれました。卵をたくさん産んでいたので、乾かないようにしながら冬を越した虫かご。よくみると小さな小さな鈴虫の赤ちゃんがたくさん生まれていました。一人前に長い触角を忙しく動かしています。よく見るとまだ孵っていない卵もたくさん。きゅうりやなすびはもう少し大きくなってから・・・と教えていただきました。虫かごの中がいっぱいになるので、もう少し大きくなったら少しずつ庭に放そうと思っています。
No.54
今年もいちごが色づきました。二段鉢にして、上下に苗を植えたのですが、下段の方は苗が枯れてしまい(新しい苗を植えなおしても駄目でした)、実ったのは、上段の苗だけ・・・。
でも、大きな四角のプランターに植えていた去年までと違って、赤い実が鉢からぶらさがる様子もかわいいし、毎年戦っていたなめくじの食害も今のところなく、一石二鳥にちょっと満足しています。
No.53
下草の緑がモクモク、紅葉の新緑がサラサラ・・・。緑の風薫る季節がやってきました。実は4月某日・・・この庭に野生のいのししが侵入し、花壇から何から掘り返され、鉄の門扉錠を押し破って逃げられるという事件があったのです。どうやら大好物のミミズを探していたらしく、庭中ブルドーザーで工事でも入ったかのような有様に・・・。恐るべしいのししの力!なんとか庭を埋め戻し、無事、宿根草たちも花をつけ(数は少なめですが)、新緑の候を迎えます。
No.52
「もしかしてコレはお花・・・?」庭仕事をしていたスタッフの一人が見つけたのは、紅葉の木にいちめんに付いた小さな愛らしい赤い花。めばえかけた紅葉の葉の赤ちゃんの脇に咲いています。果たしてこれは紅葉の花?ネットで調べてみると、「桜の咲く頃、ひっそりと咲く紅葉の花・・・」と素敵な表現の記事を発見。ひかえめだけど、嬉しい春の便りでした。
No.51
アイスクリーム屋さんのゴローさんから頂いた、豊岡のつくし。出始めをたくさん摘んで下さいました。今ごろは田んぼにつくしが沢山顔を出しているはず。写真はつくしのお干菓子を作っているところ…。毎年作ってスタジオに来られたお客様にプレゼント。多くの方に差し上げたいので、お渡しするのは少しずつ。でも皆さん「わぁ!」と喜んで下さいます。春のお裾分けです。
No.50
大根の首を切って、そのまま水を張った小皿に入れて台所の窓辺において置くと、こんな風に育ってきます。つぼみがついて、もうすぐ花が咲きそうです。黄色いつぼみは咲くと白い花びらに。この大根の葉は盛付で緑が少し欲しいときのあしらいにも大活躍。淡い緑とつぼみの黄色が春を呼び込みます。
No.49
かぼちゃに似ていますが、これは白井が取材に伺った先でいただいたこんにゃくいも。ずっしり重いおおきな芋です。においを嗅いでみましたが、芋からはこんにゃくのにおいはしませんでした。
「これって何とも言えない花が咲くのよ」と先生。かつていただいたこんにゃく芋を自宅の庭に植えたみたことがあるそう。芋のてっぺんからすぅ〜と1本伸びてきて、熱帯植物にあるような毒々しい縦長の花が咲いたそうな・・・。どうやら花は鑑賞には向かないようです。芋の方は、形こそゴツゴツしていますが、意外と表面はすべすべ。あまりに周りが驚くので、みんなにも見せてあげようと、しばらくスタジオの玄関に飾ることにしました。
No.48
明石の竹内さんが作られる「みやびいちご」。その大きさと甘さに、初めて出会った人はみんな感動します。料理教室のメンバーにもその感動をお伝えしたくてデザートに・・・。
写真でいちごの横にころんとあるのは、いちごのヘタ取り器。白井家には面白いものがたくさんあって、スタジオにもちょくちょく登場します。私たちは勝手に「白井家のお宝」と名づけております。これもそのひとつ。お友達がアメリカの雑貨やさんで見つけて、プレゼントしてくださったもの。緑の部分を押すと出てくる爪で、ヘタを掴んで回し取ります。初めて見る道具と大きないちごにみんな大盛り上がり。ヘタを取った大きないちごをガブりとほおばる幸せな昼下がりでした。
No.47
スタジオの門の横の梅の木には、薄紅色の梅の花。玄関ではお庭に咲いていた水仙の香りがお客様を出迎ます。そして仲良く並んだお雛様・・・。
寒かったこの冬も終わりを告げようとしています。新芽にお日様がよく当たるように、庭の枯れ草をとって芽吹きの準備。暖かな日差しが春の訪れを教えてくれます。
No.46
冬の晴れ間に白菜を干して、漬けものの準備です。水分がかなり抜けてもうしなしなの状態。今年は天候が不順で、一日の間にも雨が降ったり、晴れたりとめまぐるしい日も多かったですね。今はもうすでに塩と昆布とともに重石の下にあります。先生は酸味が少し出てきて、いかにも乳酸菌が頑張っている!というのがお好きなのだそうです。おいしいお漬物になあれ・・・。
No.45
去年の秋に株ごと葉付でいただいた里芋。食べずにそのまま庭の隅っこに植えていたものを1年ごしに収穫しました。水遣り以外、世話という世話もしてあげられなかった上に、今年の猛暑・・・。悪条件に耐えて頑張った里芋です。 元気の無くなった葉を切って、えいっと引き抜くと、健気にもコロコロと少しずつ芋ができていました。芋煮会をするには少し足りないかな!?
No.44
先日、きょうの料理の収録に行ってきました。収録終了後に記念写真をパチリ!緊張感が漂う本番を終え、ほっとしたスタッフの皆さんの笑顔がいいですね。緊張といっても先生はテレビも日常もあまり変わらないので、スタジオにあそびに来られるような気持ちで放送もお楽しみください。お知らせでもご紹介しましたが、9月1日(水)あさイチ(NHK総合)と9日(木)きょうの料理(NHK教育)に9月は2回出演予定です。どうぞご覧ください。

No.43
大きなきゅうりがスタジオに届きました。いつものきゅうりと並べると2倍以上の長さです。宍粟三尺(しそうさんじゃく)という、兵庫の宍粟市で栽培されている伝統野菜です。昭和30年〜40年代にはこれがたくさん出回っていたのだそうです。当時はきゅうりは買い物かごからはみ出していたのかもしれません。
神戸新聞の連載「うまいもんライブラリー/兵庫の素材行脚」で8月にご紹介しますので詳しくはそちらをご覧くださいね。撮影前の一コマでした。
No.42
盛り付けのちょっとしたあしらいによく使うのが庭の葉物。モミジやナンテン、木の芽、ハラン、ツワブキ、ツバキなど、季節や料理に合わせ、いろんな葉を楽しみます。料理教室では自由に自分の使いたい葉を取ってきて、盛り付けの練習をすることも。最近お庭の片隅のヒバをよく使います。魚屋さんの店先に敷かれていたり、カニや牡蠣などの化粧箱にそえられている葉っぱです。なんでもヒバに含まれるヒノキチオールという成分は抗菌・防虫・除湿・消臭の効果があるそうで、初夏は細い線を描く葉の中にも緑の濃淡があって美しさもひときわ。ひとつひとつの添え物にもちゃんと役割のメッセージがあるんです。

No.41
新緑のもみじの奥のクスノキに立てかけたシイタケのホダ木は去年、アイスクリーム「らいらっく」の吉井さんから去年いただいたもの。今年は雨が多く、薄暗い木陰をよく見るとシイタケがわんさか出来ていました。すでにナメクジに食べられている部分もたくさんあり、全部食べられる前にと急いで収穫。見事なシイタケがかごいっぱいに取れました。またひとつ増えたこの庭の楽しみです。うれしい!うれしい!

No.40
本わさびは根をおろして使った後、水に浸しておくとこんな風に葉がでてきます。
柔らかくてみずみずしいわさびの若葉。刺身に青じその代わりに使ったり、私たちは撮影のときにちょっと添えるのに使うことも・・・。
14日から神戸新聞で始まる新連載「うまいもんライブラリー/兵庫の素材行脚」の第1回はわさびがテーマ。兵庫産のわさびをご紹介します。写真のわさびはその撮影のときに使ったもの。わさびが手に入ったら葉の美しさも是非楽しんでくださいね。
連載紙面では詳しくご説明できなかった「花わさびのしょうゆ漬」の作り方はこちら → 花わさびのしょうゆ漬け
No.39
小春日和の午後、秋に植えてやっと育ってくれた冬野菜を収穫しました。葉の付け根から白い太い根がチラリと見えた大根は、エイッと気合を入れるまでもなくスルッとあっという間に抜けました。素直で(!?)小ぶりのかわいい大根です。大根葉がことのほかやわらかでおいしく、長い土の中の年月に頭が下がります。優しい白のカリフラワーは大切に育てすぎ、花が咲く直前の大慌ての収穫でした。寒い季節を耐えた野菜たちに感謝を込めて大切にいただきます。

No.38
ミニ火星人の襲来ではありません。これは明石のイイダコ。とにかく活きが良くて、袋を開けたとたん元気に飛び出してきました。不穏な気配を感じたのか、力いっぱい背伸びしてなんだか縦長なスタイル。必死なイイダコの立ち姿です。このままトコトコ歩いてどこかに逃げていきそうでしょ?先日、明石の魚を使った料理教室(主催:NPO法人フィールドキッチン)でのひとコマ。デンスケ穴子・イイダコ・海苔と明石の海の幸を堪能しました。そのときの様子は「へぇ〜な話」のコーナーで近日中にご報告しますね。

No.37
前回の操'Sレシピのコーナー「ブリ大根」でも少し触れましたが、アラやカマを食べやすくカットするときはハサミがとっても便利なんです。包丁が使いにくい所はハサミでカット。カマや少々の骨なら包丁より簡単に切れます。そして写真は料理教室でのひとコマ・・・。ブリが一匹まるごとスタジオに届いた時も、先生はあわてず、包丁とはさみでさばいていました。「包丁とハサミがあればお家の台所でも意外と簡単に切り身とアラにさばけます」と先生。教室でも大活躍のキッチンばさみ、実はこのHPでも販売しています(あまり知られていませんが)。ハサミの色んな使い方をご紹介している「キッチンばさみ」のコーナーもどうぞご覧くださいね。

No.36
ビオラやストック、エリカでにぎわう冬の庭。冬至が過ぎると、少しずつまた日が長くなっていくことを知っているのか、よく見ると、お庭の宿根草の小さな芽が寒風に耐えて息づいています。ブルーサルビアやカラミンサの涼やかな青や白い花が揺れていた夏の風景を思い出しながら、駆け足の一年を振り返ります。楽しく働いたあっという間の1年でした。紅葉の葉も落ちて、ミヤコワスレに木漏れ日がやさしく注いでいます。陽だまりのような温かな思いでスタジオを支えて下さったたくさんの方々に今年も心から感謝を・・・。

No.35
ルミナリエも終わり、クリスマスを待つ冬のスタジオ・・・。何年も使っているおなじみのフィギュアや新しいグッズを組み合わせて、毎年楽しく飾り付けます。スタジオの回りでも、家ごとに光の飾りつけがあしらわれたり、街のあちこちがライトアップされていたり・・・。空気も澄んで星も美しいこの季節、どうぞ楽しいクリスマスをおすごしください。

No.34
もみじはその後、大慌てで紅葉し、スタジオは今まさに、錦秋を迎えています。
鮮やかに、日々刻々と色づく風景は毎年のことながら、その瞬間ごとに感動を届けてくれる秋の贈り物です。スタジオを訪れる誰もがその素晴らしさに声をあげてくださいます。

No.33
遅ればせながら、スタジオの紅葉が色づいてきました。このグラデーションはまさに秋の彩り。手前の紅葉はまだうっすら赤い程度。これが色づくとスタジオの窓は、まるで京都のお寺の庭景色を切り取ってきたように紅葉の赤に染まります。

No.32
今年もスタジオの軒下にぶら下がる干し柿。渋みも消えて、もうすっかり食べられる甘さになりました。
今年の柿はとても大きくて、吊るす時は重くて大変でした。
最初はまばゆいほど鮮やかだった柿の色も、今は程よく鈍いやさしい秋の色合いに。
軒下に干し柿のある風景って、日本人の心にはとても懐かしい気持ちを思い起こさせるようで、スタジオに来られるお客様は必ず目をとめて喜んで下さいます。秋のスタジオの風物詩です。

No.31
黒豆の枝豆は初秋のごちそう。身近なところでは丹波の黒豆・・・楽しみにしている方もきっと多いはず。今回ご紹介するのは小豆粒ほどの大きさしかない「勝雄の小粒黒豆」。神戸市淡河町の矢木秀幸さんが作っておられる「小粒黒豆」は、ミニチュア細工を見ているように小ぶりなんです。淡河町あたりでは昔からあった豆で、地元では豆や枝豆だけでなく豆ごはんや納豆も商品として売られているそうです。さっそくスタジオで小粒黒豆の枝豆をゆでてみました。小さいので食べるときはちょっと忙しくなります。こんな風にさやから出してにんじんスティックに添えるとかわいい仕上がりに。トッピングにも使えそうです。地元の人だけが知っている楽しい食材、普通の枝豆とさやを並べても、こんなに小さいんですよ。

No.30
スタジオの玄関にドーンと鎮座するのは冬瓜です。写真では分かりにくいのですが、高さ50cm、直径30cmほどの大きなものです。桃太郎ならぬ瓜太郎でも生まれてきそうな完熟もの。冬瓜には小さなトゲが沢山あって、むやみに触るとチクッときます。そのため痛くないように白く粉をふいているように見える部分を除いてから出荷するのだそうです。お店で売られている冬瓜は緑色をしていますよね。冬瓜はスイカと同様に80%以上が水分。それでも夏に収穫したものが、冬まで美味しく食べられるのは、この丈夫な皮が中身を守っているから。夏野菜だけど、冬まで美味しいから「冬瓜」。先生にこの話を教えてくださった武田薬草園の案内の方は、実際に冬に冬瓜を食べてみたのだとか。お味もよくて、その名の由来に納得されたそうですよ。
No.29
スタジオの花壇の裏の木陰にひっそりとある「みょうが園」・・・・とはレンガで囲んだ直径1mぐらいの円の中にみょうがをいくつか植えている小さなスペースのこと。晩夏のある日、スタッフの一人が保湿のために敷き詰めていた落ち葉を注意深くかき分けると、すでにみょうがの先から白い花が咲いていました。清楚で小さなゴクラクチョウといった風情でしょうか。遅まきながら花みょうがの初収穫です。ご存知の方も多いと思いますが、私たちがいつも食べているみょうがは花蕾。こんな風に茎の根元や地面から直接蕾つけるとこの時初めて知ってビックリ。水遣りしながら、早く付かないかなと茎や葉ばかり観察していたので、ちょっと意表をつかれました。ちなみにみょうがを薬味として切ったらしばらく水に放ってザルにあげるとふわぁとしていいですよ。

No.28
毎年、袋田さんが初摘みから順に送って下さる天草晩柑。
7〜8月に収穫される天草晩柑は、口に含むと甘すぎず、酸っぱすぎず、水分いっぱいで・・・夏の乾きを潤す「癒しの天然水」とも言われる逸品です。「日本のグレープフルーツね」とおいしそうにほおばる先生。なんと14〜16ヶ月もの間、木に成り続け、この晩柑を収穫するころには、同じ木に来年収穫される緑の実が成っているという不思議な光景が見られるそうです。見た目が良くないのは薬を使ってない証拠。みずみずしくて、皮をむくときからパツッと心地よい手ごたえを感じました。

No.27
スタジオの事務所で体長10cmを超える大ムカデ発見。キャー!でも落ち着いて落ち着いて・・・と言い聞かせ、プラスチック製のゴミ箱をさかさまにして、逃げるムカデにすぽりとかぶせ、生け捕り成功。その後、先生がゴミ箱と床の隙間から少し顔を出したムカデをお箸でつまんで、ムカデ油の瓶に入れました。さすがは料理研究家!見事な箸さばきでした。ムカデ油はムカデを油につけたもの。万が一刺された時の特効薬なんです。刺されたところに塗ると本当に早く治ります。マスタードの空き瓶の中には・・・ううっ。ちょっと怖いので、写真は小さくしておきますね。
No.26
「アスパラ発見!!」と先生の一言に撮影終了後、スタッフ全員で庭に飛び出した昼下がり。
今年最初のアスパラガスが出ていました。春本番のしるしです。
木陰のテーブルでホッと一息、こんな先生の姿もほんとに久しぶりのような気がします。みんなで和んだ春のヒトコマでした。ご近所の白鶴美術館の桜も満開です。

No.25
古くなった果物はこんな風に鳥たちにおすそ分けします。今日はみかん。
スタジオには毎日いろんな鳥がやってきます。お庭の葉っぱをついばんでいる
そこのムクドリさん!今日は美味しいこちらをどうぞ・・・。
No.24
スタジオ裏の旧乾邸。ステンドグラスやシャンデリア、階段の手すり、扉や天井の細工など、調度のすみずみにまでほどこされる格調の高いしつらえに、訪れた誰もが感動します。お庭は四季折々に花が楽しめるように植栽され、窓からは神戸の町並みと海を見下ろせます。入ったとたんに日常を忘れてしまうような、特別な時間が流れるお屋敷でした。
様々な講師をお招きして、何度も勉強会などに活用させていただきました。私たちの思い出もたくさん詰まったところです。残念なことに、神戸市の管理から離れるため、もうお借りすることができなくなってしまいました。楽しい思い出に心から感謝を込めて。
No.23
ごはんを食べよう国民運動の兵庫県下のイベント、「ごはんのまつり」です。初日土曜の来場者数は4500人。会場は炊きたてのごはんのお茶碗を手にしたお客様がごはんに合うおかずを求めて、ごはんカフェに集います。岩津ネギのネギみそ、播州百日鶏の照り焼き、淡路ちりめんじゃこの卵とじetc…白井セレクトの兵庫の美味しいものを集めたおかずは9種類。ごはん食の素晴らしさをまず舌で、実感できる楽しい週末です。
▲ゴーゴーご組校長の保田茂先生と
No.22
写真では分かりにくいのですが、子供の頭ほどもある大きな愛宕梨。先生が佐賀のお友達からいただいたものです。忙しくしている先生をあっと喜ばせてやろうとくださったとか・・・。こんな風に薄く切って食べるとおいしいんだそうです。
No.21
チビ太のおでん、白井風です。昆布だしで煮て、味噌ダレで食べます。レシピ通りに作っても、使う味噌の塩分で、味噌ダレの味は変わります。私の作ったタレはからい仕上がりに・・。皆様もどうぞ味見をお忘れなく。食卓の湯気に安らぎを感じる季節になりましたね。
No.20
豪華なシャンデリアの洋館はスタジオの隣にある「旧乾邸」。この日はNPO法人フィールドキッチンの講演会が行われました。植物の薬効と染色の関わりや、アジアの染織の興味深いお話の後、チョコケーキでティータイム。ステキな秋のひとときでした。
No.19
NHK「ぐるっと関西おひるまえ」(関西地区のみ放送)の公開生放送に行ってきました。
今回のメニューは「鶏肉ときのこのトマト煮」。野菜たっぷりの秋らしいメニューです。
短い時間で煮物のレシピを紹介するため、差し替え用のものを、スタジオ裏でたくさん作ります。そのわきでは先生が台本のチェック・・・といっても先生は普段もTVもあまり変わらないんですけど。
月1回のペースで出演しています。是非ご覧くださいね。
No.18
チェリーセージがたくさん咲いています。この赤い花が風に揺れると、愛らしさがいっそう引き立つような気がします
No.17
お庭で鳴くのは「つくつくぼうし」。この声を聞くと、宿題がたまった夏休みの終わりを思い出すね・・・とは先生のつぶやき。見上げると空も高く、秋の訪れを教えてくれます。今年の夏は突然の大雨が何度もありました。写真はそのときの一枚。先生は雷が鳴るたびに「アー、怖いよぉー」と震えておられました。
(写真は豪雨とその後の抜けるような秋空)
No.16
干し椎茸と昆布でじっくり取った、旨味たっぷりの出汁で作ったシンプルなスープ。
優しい味に心も体も癒されます。日本に生まれてよかったと、しみじみ思う味なんです。
No.15
スタジオの二階の窓からお庭をみたところです。写真ではお伝えできないのですが、蝉が毎日ちょっとうるさいくらい元気に鳴いています。朝水遣りするとあちこちに蝉の幼虫の抜け殻が見つかって、長年の土の中の生活を感じさせてくれます。
No.14
なすときゅうりが終わり、今はトマトがたわわに実をつけています。ししとうも出来てきました。暑くなるほどトマトも赤く色づいて・・・。ぬくぅ〜いトマトを庭でかじるのは最高のおひさまからのプレゼントです。
No.13
わさびを擦った残りです。水を少し張った器に置いておくと、かわいい葉っぱが・・・。「はじめまして」と言っているように見えます。(葉もまだ開ききってないんですよ)
【操メモ】わさびは根の部分を一気に全部擦ってしまって、上の部分も下の部分も混ぜてから小分けに。ラップで小さく包み、ジップロック袋に入れて冷凍しておくと辛味が飛ばず便利ですよ。
No.12
庭のハーブはどんどん花が咲いています。ほとんどが黄色か白の優しい花。これはフェンネルの花。もう人の背丈ほど大きくなっています。春、やわらかな葉は白井名物「和のピクルス」にも欠かせない存在でした。
No.11
庭の端っこに陣取る大きなアジサイの株。花まで大きくて立派です。アーテック工房さんのアンテナのおかげでしょうか。なんと夏の終わり近くまで、咲いてくれます。アジサイの後ろの山椒の木の葉っぱもとっても大きいんです。スタジオの七不思議のひとつです。
No.10
庭のどくだみ(雑草・・・いえ、自生しています)でお茶が作れると聞き、早速チャレンジ。乾かすと独特の臭いは無くなりましたが、この後どうするのかはまだ教えてもらってないのです。続きは後日に・・・。
No.9
毎年頂くたくさんの夏みかん。今年も特製レシピでマーマレードを作りました。甘さ控えめのさわやかな味。小分けにして冷凍に・・・。一年中、料理にも使います。
【操メモ】 梅雨前に収穫された夏みかんは皮が分厚く、白いフワフワに守られた実はすっぱいけれどコクがあります。苦味もありますが香りが良くマーマレード作りにぴったりです。
No.8
鳴門の昆布。夜コップ一杯の水に浸けて、朝どろっとした昆布水を飲みます。昆布もそのまま食べられます。阪急の青いカタログでも紹介していますよ。今スタジオのプチブームです。
No.7
梅雨に晴れ間に椎茸干し?椎茸は干すを栄養価がぐっと増しておいしくなるそうです。
半日干すだけでも違うそうですよ。
No.6
スタジオの春恒例、一面の野いちご。鮮やかな赤の愛らしさ。でも、味見はまだ誰もしていません。
No.5
4月にかわいく芽吹いたアスパラたち。来年のために少しだけ収穫せずに残しておいたら、今ではすっかり観葉植物に・・・。
No.4
本日はNHK大阪放送局での公開生放送。メニューは「ナスとささみのオーブンフライ」。途中、スタジオ裏でオーブンの温度が上がらなくて、出番までに間に合うか心配で何度もオーブンをのぞいては早く焼けて・・・と祈ったひとコマも。何とか間に合わせ、番組は無事終了いたしました。
No.3
今年も梅が店先に並んでいます。連載中のクラリスの夏号(6/5発売)では梅と梅干について掲載しています。大人の雑誌クラリスは誌面がとてもおだやかで、写真もきれいな、楽しい雑誌。軽いので、買ったときも、読むときも疲れない、やさしい配慮にも好感が持てます。

No.2
スタジオのお豆さんが、実りました。
絹さや・スナップえんどう・うすいえんどうなどなど。2月に植えた苗です。白い花がたくさん咲いていた頃の写真も撮っておけばよかったですね。
(写真はうすいえんどう)
No.1