レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

操発スタジオ*トピックス

70歳を迎える前に

2018/3/19 

70歳ってどんなことが待っているかしら・・・。
こんなに長い間仕事をすることになる人生が待っていたとは想像していませんでした。

去年の春から始まったNHKきょうの料理の60周年記念企画「楽しいごはんの時間」は3月21日が最終回。食べる人も作る人も一番おいしい瞬間を一緒に楽しめる料理を考えました。私の長年のテーマ「楽しく作って楽しく食べる」につながります。
一年間、毎月ご一緒した程先生は番組の途中で80歳に、私は今年5月で70歳になります。ま、早い話がおじいさんとおばあさんの料理番組で、おしゃべりしながら、お互いが今まで蓄えた知恵を会話に生かして・・・ということだったのですが、ハハハ・・・、なんかお笑い番組みたいになってしまったらしく、「きょうの料理で笑えるなんて」、「癒されるゥ~」という反響がたくさん寄せられました。うーん、ちょっと違うんだけど。ま、いいか。

年を取っても楽しいことが一杯あるといいな・・・と思います。高齢者という年齢にさしかかって、いくつまで働くかと考える時、ふと食品の表示の言葉が浮かんできました。
いつまで食べられるの?見切り商品になっていない?いや卵の見切り品のように生は無理でも、火を入れたら食べられるかな?いわゆる「賞味期限」はおいしく食べられる期限。
生菓子やお惣菜など傷みやすい食品に記される「消費期限」だって自分で判断しないといけません。安全に食べられる期限が書いてありますが、切れてすぐは危険ではありません。でも開封後はお早めに・・・。
ハハハ・・・。なんだか自分のことを言われているみたい。においや状態を確かめながらおいしく楽しく食べられることを判断する力があるかが重要です。

毎回の番組の初めに語られる「家族や仲間と作って食べるご飯の時間は世界で一番楽しくて幸せな時間」という言葉。謙虚な気持ちを忘れず「楽しいごはんの時間」を大切にしていたいですね。

白井 操

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