レシピ&エッセイの白井操クッキングスタジオ

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西宮阪急「食のミニセミナー」

2015.10.9 西宮阪急 リカー担当 原田 昭子さん

2015/10/15 

入社以来リカー売り場一筋の原田昭子さん。150種をテイスティングできるというワインフェアにちなみ、今人気が高まっている国産ワインの中から原田さんおすすめのワインの試飲を。白、赤それぞれのワインにぴったりのおつまみもご用意くださいました。
ワインが苦手な方にも飲みやすい、白ワインは国産のデラウェアを使った甘口の「デラウェア 2014」、赤ワインは新潟で日本のワインの父と呼ばれる川上善兵衛の名を刻む、岩の原ワイナリーの「善」を。こちらはマスカット・ベリーAのさわやかな果実味が特長。チーズ専門店『アレクリア』がワインに合わせてセレクトした白カビのチーズとクラッカーにのせたゴルゴンゾーラに『デリカーテ』のごぼうサラダを添えて。
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「日本のワイナリーは長く欧米の品種を追いかけていましたが、湿気が多い日本ではカビなどでうまくいかないことが多かったんです。今は日本の気候風土に合う甲州・ベリーAなどを使って作るワインの質が上がり、海外からも高く評価されるようになりました。」原田さんから最近のワイン事情を。
ワインが一番よく売れる西宮阪急。中でも一番人気はスパークリングなのだそう。「ちょとした嬉しいことあった時や休みの日に気軽にスパークリングワインで乾杯なんて素敵」と白井。「百貨店の楽しさはその品揃え。オリーブオイルも種類が豊富。豆腐もそう。例えばフォアグラやアンコウの肝といった強いものがあれば、そのパテを湯葉豆腐でのばして、オリーブオイルやトマトソース、ハーブをかけても。魚売り場にあるアラも便利。塩・酒、飲み残しの白ワインでもいい、ハーブを入れたり、出汁昆布をしいて、耐熱容器にラップをかけレンジで加熱します。さめてから身だけを取り出し、細かく刻んだ塩昆布と和えて醤油でもいいし、黒豆の甘納豆のような搾り豆を刻んでほんのり甘味を加えて胡椒で仕上げたり、トマト、バジル、ねぎ、しょうがなど、お好みの味のディップが手軽にできますよ」。
「日頃はあまりワインを飲まないけれどワインのおいしさを再発見した」「おいしいお酒は人と人を近づけてくれるもの」と会場から嬉しい声もたくさんいただきました。「ワインを好まれない方には酸味や苦みが少ないもの、甘味のあるコンコードを使ったものをおすすめしています。」「ホットワインもいいですね。良く洗ったリンゴの皮を干して、赤ワインとリンゴジュース、紅茶と静かに煮るとアルコールも飛んで飲みやすくなります。果物やジュースを足してサングリア風にしても。口あたりがいいので飲みすぎに注意してくださいね」。
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飲みかけのワインの保存法は?と聞かれ「私がおすすめしているのはワインを開けてすぐ、先に飲まない分をペットボトルなどに移してフタをしっかり閉めて、空気にできるだけ触れないようにしておく方法。風味や味が保たれます」と原田さん。売り場で気軽に声をかけて欲しいと始終笑顔で。「注目の国産ワインは今がヌーボーの時期。今年のワインの出来栄えをぜひ味わって楽しんでください。」お酒の力も手伝って、たくさんの方がワインに対する様々な思いを自由に語り、和やかなひとときを分かち合う素敵な時間になりました。                       (文:土田)

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